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スタイラス円弧補正

  • 特許取得済の独自の校正法
  • 雑多な標準片やマスタは不要、校正用球のみで構成
  • 一段上のトレーサビリティ

スタイラスの円弧運動とは?

二次元の幾何形状・粗さ測定機や真円度測定機の基本構造である、測定機ゲージからスタイラス(針)が突き出している構造は、針がある支点を中心に回転するという特徴があります。

How the styli movesスタイラスの円弧運動

サインバー方式とも呼ばれるこの方式では、スタイラスは直線ではなく、円弧を描いて運動します。
そのため縦方向位置(Z軸座標)に対して、X方向位置がまちまちになります。
その結果として、曲率のある表面を測った際に、X方向データ収集間隔が不均等になってしまいます。

unevenly spaced X axis data sampling

テーラーホブソンのスタイラス円弧補正

テーラーホブソンのフォームタリサーフシリーズとタリロンドシリーズでは、半径値を保証した校正球(ボールマスタ)を用いて装置を校正することで、この円弧運動による誤差や、その他の非直線性誤差の補正が可能になります

Ball master

校正球の測定結果は、前述したX方向のデータ収集間隔が不均等であるため、まず以下の様に歪んだ形状で測定機に入力されます。

Ball master wrong shape

円弧補正を行っていない測定結果を最小二乗法円弧によって形状を取り除くと、S字形状が現れます。

Uncorrected profile with arcuate error

これに既知の校正球半径値から導出された校正係数を当て嵌めることで、正しい形状の出力が可能になります。

corrected shape corrected profile

またフォームタリサーフシリーズ・タリロンドシリーズ※では、校正球による校正で輪郭・形状と共に粗さの校正も可能です。
そのため粗さ校正片、形状校正球、段差校正片等多数のマスタを使って複数回の煩雑な校正を行う必要はありません。校正球一度の校正により輪郭・形状・粗さを校正します。
※一部機種では校正球による円弧補正はオプション機能扱いとなります。

テーラーホブソンでは国際的にトレーサビリティの確立されたUKAS校正ラボを持ち、自社で値付けの保証を行ってトレーサビリティを確保しています。
またテーラーホブソンでは最大で半径値80mmの校正球のご提供が可能です。
円弧補正アルゴリズムとトレーサブルな校正球、そして高いゲージ応答性により、テーラーホブソンは大きなゲージレンジ(測定範囲)と比類ない精度を両立しています。