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「加工機のすぐそばに設置することで作業効率と品質が向上できました」

現場で使える真円度測定機
サートロニックラウンドネス

株式会社ナカニシ 生産本部 技師 鈴木 正則様

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(株)ナカニシ様本社
株式会社ナカニシは年商300億超、社員800人を抱える1930年設立のものづくり企業だ。
設立当初は歯科医療技術を中心として研究開発を行い、培った超高速回転技術で
工作機械のスピンドルやモータを含む一般産業分野にまで手を広げる。

動的振れ精度1umのスピンドルを製造

栃木県鹿沼市の株式会社ナカニシの工場では170台以上のCNC加工機が稼働している。着々と拡張され成長する工場だが、工場内は整然として従業員の方がきびきびと活動されている。ここに売り上げのうち海外売上が75%を占める、世界に挑戦する日本ブランドの姿があった。

ナカニシは歯科医療用回転機器を中心に、一般産業用の回転機器まで開発・製造・販売をすべて自社で行い、歯科用回転機器では世界有数のシェアを誇る。その高精度スピンドルは回転の動的振れ精度1μmを達成し、モノづくり部品大賞日本力(にっぽんブランド)賞を受賞したこともある。「電装品以外は全て内製しています」と加工部担当者の鈴木様は誇らしげに語る。

ベンチトップ真円度 ベンチトップ真円度測定機
サートロニック・ラウンドネス
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徹底した品質保証体制、コスト意識

品質保証では部品加工に到る全行程でのチェック体制を敷き、測定機器と目視を合わせた「ミクロン単位の誤差も見逃さない」体制にな っているという。測定室にはテーラーホブソン製のタリロンド、フォームタリサーフシリーズが並べられ工場稼働中は休まず常に品質保証のための検査が実施されている状況だ。また工場内では移動や作業にかかる時間を常に意識するよう標語や看板が掲げられており、人的コストへの意識的努力がうかがわれる。

今回ベンチトップ型真円度測定機が導入されたのは、この測定室ではなく、加工機のある加工現場である。なぜ、真円度測定機を新たに導入したのか?

外国人ゲストが感嘆するという美しく整備された日本庭園を備えたナカニシの工場敷地で、まずサートロニックラウンドネスの一台目の導入を決めたセンタレス研削部署に伺った。この部署では研削加工から組み立てまでを実施しており、研削工程で要求される高い加工精度を実現するために最初の1台が導入された。

加工機立ち上げ時の精度検査(往復10分以上)+定時の品質検査(往復10分以上)×1日に複数回×週5日×複数年の人的・資源コスト>測定機コスト

ナカニシでは朝の加工機立ち上げ時と加工工程不良が疑われる場合の随時検査、数時間おきの定時検査を実施していたが、加工部署から別棟の加工部署に併設されている測定室までの移動時間の長さが問 題だった。センタレス研削の部署から測定室までは100m以上離れており、自転車まで利用して移動している。単純な往復だけでも5分以上かかり、悪天候時には徒歩に拠らざるを得ない。また測定室に行っても別部署の品質保証検査が常に行われている上、他工程のオペレータが測定機を使おうと列を作っていることもある。測定には往復10分以上が必要だ。
この間加工機は動けず、もし動かしたとしても加工機の調子が悪ければロスの山を築いてしまう。

test
センタレス研削部署の一角に設置されたサートロニック・ラウンドネスを使用する
鈴木 正則様

加工担当者から導入の要望を上申

展示会でテーラーホブソンブースを訪問した若手の加工担当者の方が、すでに国外のベアリングメーカーで現場への多数の導入実績を持つサートロニックラウンドネスの「現場で使える」特性を聞き、今回の導入のためにこのような状況をレポートとしてまとめ、工場間の移動による人的ロス、測定機が手軽に使えないことで生じるスクラップのコストを数字としてまとめ上申した。

ナカニシ様工場内風景
スピンドル加工部署には大量の加工機が所せましと並ぶ

「上位機種と比べても遜色ない精度」
「品質は確実に向上、ロスも減少し投資に見合う充分なリターンが得られる」

導入から数か月後たった現在では、担当者の鈴木様は「測定室のような恒 温環境でないにも関わらず、真円度に関しては上位機種と比べても遜色な い精度が出せています」と自信をもって語られた。また真円度以外も、しっか りとセットアップをすれば高い精度が出せると測定機には高い信頼を寄せて いる。

スピンドル加工部署に設置された測定機
加工機から5mも離れていない、壁一枚で隔てられた場所にスピンドル加工部署用に2台目の測定機を導入した。

測定室までの移動を排して品質向上

また部署内に設置された測定機は利用者が居るか居ないかが一目で分か り、ちょっとでも工程に違和感を感じれば迷わずすぐに測定で加工機精度を 確認できる。また移動によるロスがなくなったことから、定時の品質検査頻 度を増やすことができた。単純な人的コストや不良品コストの削減から、より 頻繁な品質保証検査をすることができる体制を整えたことで、「品質は向上 し、ロスも減少、確実に投資に見合うリターンが得られたと感じています」と、 鈴木様からは測定機への投資を積極的なコスト努力と見做した上でそのメ リットに太鼓判を押していただいた。

他の加工部署でも評判となりすぐに2台目導入へ

センタレス研削部署と同じ工場棟には他にもスピンドル関係の加工部署が 設置されており、測定室への移動時間や朝の加工機立ち上げ時の精度検査 を他部署と共有の測定機で実施しなければならない悩みを抱えていた。 そこで数百メートル離れた測定室ではなく、センタレス研削部署のサートロ ニックラウンドネスをしばしば借りて測定してみたところ、精度は申し分な く、しかも簡単に素早く測定が行えることがわかった。そこでこの加工部署で も現場の担当者が中心となり、スピンドル加工部署への装置導入の上申書 を作成した。
当初のこのセンタレス研削部署への一台目導入時には上申書作成から実際 の装置デモンストレーション、稟議書通過まで数か月の時間がかかったが、 この上申書の作成から装置導入の決定までは数週間だったという。まさに 測定機のコストメリットが社内で広く実感されていることを立証するエピソ ードだ。
ひごろコストとしてみなされがちな測定機を取り扱う我々にとっても、とても 嬉しい一言だ。

サートロニック・ラウンドネスについての更に詳しい情報は製品ページまたは下記カタログを御覧ください。
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